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ハリウコミュニケーションズ株式会社
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キャリア教育の取り組みについて

弊社では経済産業省の「平成17年度地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト」を受託、スタートさせました。まずは仙台市立東六番丁小学校と黒松小学校で実施することになりました。近年、フリーターやニートが爆発的に増加し、国にとっても大きな問題となっています。

私たちの開発したプログラムは、自分と先祖や家族、友人、地域とのつながりのなかで、仕事と自立について考えさせることが特徴となっています。また、「仕事とは〜」と一方的に教え込むのではなく、ワークショップを取り入れた参加型・双方向型の授業を構築しています。弊社のスタッフが授業を進めますが、先生というよりはファシリテーターとして実り多い授業を子どもたち自らが築き上げるための支援を行い、黒子に徹します。今の教育には「教える」はあっても、「育てる」がない、と言われます。問題も答えも先生が持っていて、それを一方的に伝えたり暗記させたりする授業だけでは、人は育たないのです。

それでは授業の一部をご紹介します。3時間目の授業は、2人組になって、お互いの得意分野や性格を分析しながら、向いている職業についての推薦状を作成し、発表します。面接で面接官に向かって友達をPRするという設定です。物怖じせず、はきはきと話すことが求められます。これは、自己紹介ならぬ「他己紹介」。自分も気づいていない良いところをお互いに認め合うことで、仕事に対する意識づけにつなげるプログラムです。たとえ勉強でちょっと苦手なところがあっても、こんな光るものを持っている、それを伸ばせば将来につながるんだ、という小さな自信が湧いてきます。科学者やレスキュー隊、医者や社長秘書、福祉関連など、実に多彩な仕事の推薦状が完成しました。

次のプログラムは「家族を知ろう」。家族を3代遡り、どんな仕事をしていたかを調べてきました。このプログラムの狙いは、自分のルーツを知ること、自分が生かされている環境を認識することで、家族と仕事について話し合うためのきっかけづくりでもあります。子どもたちは次々に調べてきた仕事をカードに書き出し、それを大きな紙に貼って、整理していきます。出来上がった表は、3代に渡る人たちの時代の年表であり、仕事という視点から見た身近な日本史です。時代とともに仕事の内容が変化していること、自分たちが社会人になる頃には、仕事の内容が変わっていくことを気づかせます。このように、キャリア教育と授業をつないでいくことにより、学ぶ意味が見えてきます。

子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。いままで私たち企業人も「教育は学校と家庭で行なうもの」と決めつけていました。企業も地域社会の一員ですが、そのことを深く考えようともしませんでした。しかし考えてみれば企業の持つノウハウやリソースを教育に役立てることが出来るはずで、それが人材育成と地域の活性化につながるのだと思いつつ、この授業を進めていきたいと考えています。

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